2019 Fiscal Year Annual Research Report
overactive bladder & bladder sensation: a NIRS measurement
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15K10634
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
榊原 隆次 東邦大学, 医学部, 教授 (00282476)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 過活動膀 / 前頭葉 / 機能的脳画像 / 近赤外線分光法 |
Outline of Annual Research Achievements |
目的 OAB患者では蓄尿時の前頭葉排尿中枢不活化がみられることが知られている。一方、OAB治療薬の前頭葉排尿中枢不活化に対する影響はこれまで知られていない。我々は末梢性ムスカリン受容体遮断薬イミダフェナシンをもちいて検討した。対象と方法;神経疾患によりOABを有する62名に対して、イミダフェナシン0.2 mg/日を3か月間投与前後で、問診と認知機能検査を施行; このうち35名に対して、ウロダイナミクスを施行; このうち8名に対して、NIRSを施行した。結果;イミダフェナシン投与後、検査開始~初発尿意間の前頭前野血流が増大した。同時に、排尿症状問診表で夜間頻尿 (2.6→2.0, p<0.05), 尿意切迫感(毎日→週1回, p<0.05), 排尿QOL (困る→少し困る, p<0.05)が改善し、 ウロダイナミクスで初発尿意時膀胱容量(223 ml→266 ml, p<0.05)が増大し、認知機能に変化がみられなかった。結語 本検討の結果、イミダフェナシンは、認知機能を悪化させることなく、前頭葉排尿中枢を活性化することによりOABを改善する可能性が示され、神経疾患によりOABを有する患者にとって良い選択の一つとなりえると思われた。
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Remarks |
2020 research update
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Research Products
(4 results)