2017 Fiscal Year Research-status Report
Rhoファミリータンパク質の骨軟骨形成における機能重複に関する研究
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15K11051
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
山田 篤 昭和大学, 歯学部, 講師 (50407558)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 細胞内シグナル伝達 |
Outline of Annual Research Achievements |
低分子量Gタンパク質でRhoファミリーに属するRac1およびCdc42は細胞外からのシグナルを細胞内に伝達し、主に細胞骨格制御を中心とし、細胞の増殖、分化、細胞死の制御を行っていることが知られている。昨年度、Rac1およびCdc42の軟骨におけるin vivoでの機能を検討するために、それぞれのシングルコンディショナルノックアウトマウスとダブルコンディショナルノックアウトマウスの作製および解析を行った。その結果、ダブルコンディショナルノックアウトマウスは、シングルコンディショナルノックアウトマウスと比較し、軟骨組織形成の異常が亢進し、軟骨の分化マーカの発現様式の異常が認められた。本年度は、軟骨分化を制御している分子に関して、発現解析を行った。また、これまでの研究成果のまとめを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究成果をまとめられたため。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究成果をまとめ、学術誌への掲載、および関連学会での発表を予定している。
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Causes of Carryover |
学術誌への投稿および掲載が期間内で終わらなかったため。
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