2015 Fiscal Year Research-status Report
非熱的不可逆エレクトロポレーションによるインプラント周囲炎の低侵襲治療法
Project/Area Number |
15K11217
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
江崎 大輔 九州大学, 大学病院, 助教 (10608970)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 恭之 九州大学, 大学病院, 准教授 (60159150)
三浦 真由美 九州大学, 大学病院, 研究員 (00404054)
古谷野 潔 九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (50195872)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | インプラント周囲炎 / 治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
インプラント上部構造装着後に、周囲の粘膜炎症と骨吸収を引き起こすインプラント周囲炎が問題視されている。骨吸収の大きな場合は、侵襲の大きな外科処置が必要となることもあり、より低侵襲で効果的な治療法が求められている。 そこで、本研究では医科においてすでに腫瘍の治療などで使用されている不可逆エレクトロポレーションに注目し、不 可逆エレクトロポレーションによってインプラント周囲炎に関連した細菌を選択的に破壊することが可能であるとの仮説のもとに、細胞実験および動物実験を行い、インプラント表面および周囲粘膜の変化を組織学的・形態計測学的に検 討することで、より低侵襲なインプラント周囲炎の治療方法を開発すること目的とする 本年度はインプラントに最適な使用装置の開発を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定していた生体ファントムを用いた実験が行えていないため
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Strategy for Future Research Activity |
今後、装置の開発を進め、 生体ファントムを用いた細胞壊死領域および面積の評価、電場解析による細胞壊死範囲のシミュレーション、 熱伝導解析による温度上昇のシミュレーション、生体ファントムを用いた温度上昇と熱損傷の評価を行う予定である
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Causes of Carryover |
予定していた生体ファントムを用いた実験が行えていないため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今後、装置の開発を進め、 生体ファントムを用いた細胞壊死領域および面積の評価、電場解析による細胞壊死範囲のシミュレーション、 熱伝導解析による温度上昇のシミュレーション、生体ファントムを用いた温度上昇と熱損傷の評価を行う予定である
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Research Products
(1 results)