2015 Fiscal Year Research-status Report
ID family分化抑制因子による唾液腺癌細胞における浸潤、転移制御機構の解明
Project/Area Number |
15K11257
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
住田 知樹 九州大学, 大学病院, 講師 (50314951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 悦秀 九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (00231639)
山田 朋弘 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (60335619)
中野 旬之 九州大学, 大学病院, 講師 (60511730)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 唾液腺腫瘍 / 性ステロイドホルモン / ID遺伝子ファミリー |
Outline of Annual Research Achievements |
唾液腺腫瘍の新規治療法開発に向けて研究を行い、これまでの助成による結果と合わせ、追加実験と論文執筆が中心になる計画であったが。当初の計画通り、性ステロイドホルモンレセプターの有用性、ID遺伝子ファミリーの関連について論文執筆を行い、特にID遺伝子ファミリーは口腔癌の大多数を占める扁平上皮癌に比べ、ID1が重要である事が明らかとなり、論文に受理、出版された。その他にも、アンドロゲンレセプターとInvasive ductal carcinomaの関係、ID2の重要性などを明らかにし、論文投稿中である。今後は、ホルモン阻害薬を使った実験や、ヌードマウスを使った、in vivoの実験を進めて行くべく準備を行っている。論文執筆活動は今のペースで、データがまとまるごとに投稿していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、順調に研究が進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
うまく研究計画通りに実験から、論文執筆まで進んでいるため現在のやり方を変える必要は全くないと考えている。
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Research Products
(3 results)