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2015 Fiscal Year Research-status Report

転倒外傷予防に向けた基礎研究

Research Project

Project/Area Number 15K11490
Research InstitutionGraduate School of Health Care Science, Jikei Institute

Principal Investigator

山中 真  滋慶医療科学大学院大学, 医療管理学研究科, 講師 (30507504)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywords基礎看護
Outline of Annual Research Achievements

これまで、モデルダミーを用いた転倒による外傷の危険性について研究を進めてきた。近年、転倒による外傷リスクについて様々な研究がなされてきているものの、未だに実際の人における転倒時の姿勢変化やその際の衝突時加速度については明らかとなっていない。そこで、本研究では実際の人が転倒する際の転倒時の姿勢変化について明らかとすることを目的として実験を行うこととした。初年度は、実験を行うにあたり必要となる実験施設の使用調整を行い実験使用についての使用許可を得た。
次に、実験に使用する機器の取り扱いや実際の実験状況に応じた使用が可能であるかをプレ実験を通じて確認するとともに、実験機器の取り扱いの習熟に努めた。
実験に協力いただける、医師及び看護師と実験においての安全性について再度検討するとともに実験実施にあたっての日程調整等を行った。
プレ実験を通じて、実験に際しての安全性や実験データの測定についての測定値の安定性が確保することが出来たとこから次年度より転倒実験を実施しデータの収集及び分析を行うこととする。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本年度における到達目標として、本実験に向けての実験施設の使用に関しての調整、実験に使用する機器の使用方法や使用条件の調整、実験にあたっての協力体制を確立することにあり。以上の3点において問題なく実施できている。
次年度の実験に向けて、順調に推移していることから進捗状況としては順調に経過している。

Strategy for Future Research Activity

2年目は、人を対象とした転倒実験を行うとともに、実験結果を分析することで学会発表ならびに論文提出を予定している。
転倒実験については、様々な転倒場面における転倒姿勢の変化を分類化するとともに分類された転倒毎の外傷リスクについて明らかとしていくことを主な目的とする。

Causes of Carryover

今年度、購入予定であった筋電計において実験の進行状況や他の使用機材の購入及び習熟などから次年度での購入へ変更したため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

5月中旬に、購入した高速度カメラとの同期が可能である筋電計の購入を行う。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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