2015 Fiscal Year Research-status Report
看護系大学共用試験CBTシステムソフトウェアの汎用化改修と教育場面への導入
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15K11519
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| Research Institution | Oita University of Nursing and Health Sciences |
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Principal Investigator |
佐伯 圭一郎 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (50215521)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | e-learning / 看護教育学 / CBT |
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| Outline of Annual Research Achievements |
先行研究（基盤研究A「臨時実習生の質の確保のための看護系大学共用試験CBT の開発とその実用化」課題番号23249089）で開発したCBTシステムを研究者の管理するサーバに移植し、安定稼働する状態とした。CBTの基本機能に関する一部の修正（複数解答や問題セット数の可変性などの修正）を行い、CBT機能を外部に公開した。
このシステムを利用し、先行研究から継続してCBTを利用している３大学約300名のCBTを実施した。また、研究者の所属大学の大学院におけるCBTシステムとして大学院生と教育に関連する教員が試用し、その使用感・操作性等についてヒアリングを行った。
CBTを継続利用している大学のうち２校を訪問し、CBT実施環境（PC、ネットワーク、演習室等）を現地視察し、実施担当者らにCBT実施時の実態やシステムに対する要望等をヒアリングして、システム改修の基本設計を行った。
設計に従い、改訂版のコーディングを開始した。機能別に順次制作し、CBT実行部分は完成、CBTの問題や結果を管理する部分もほぼ完成し、さらにCBTソフトウェア自体をインストールするための機能やマニュアルの開発を継続している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
CBT実施環境として、サーバ側の主要なOS,クライアント側の多様な環境を実際に検証する作業およびその前提の検証環境を構築する作業が予定よりも遅延している。
また、システムを運用する環境を検討した結果、サーバやネットワーク等の専任管理者の協力を期待できる看護系大学はそれほど多くないと判断した結果、システムのインストールや運用時のユーザフレンドリーなインターフェイス（メニューや操作性）を作成する必要を認識し、機能の追加を多く計画したため、作成するプログラムの総量が増加した。
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| Strategy for Future Research Activity |
現在稼働している研究者の大学に設置したサーバ（www.kango-stat.jp）上のCBTシステムの利用を継続するとともに、CBTを継続利用している３大学（予定）にシステムを試験的に移植して試用を行う。
サーバやCBT実施環境（情報処理教室等）などICT環境が多様であることに対応するため、広く他大学（基本的に看護系大学を対象とする）の実情を把握する必要性を感じている。そこで、オンラインアンケートなどの方法による実態調査を計画したい。
平成28年度内に、システムを広く公開して、テスト利用したユーザから意見を求め、完成版作成に向けての検討を行えるよう準備を進める。
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| Causes of Carryover |
一つには動作検証用のタブレット各種のうち、１機種の納品が大幅に遅延しているため。
また、パッケージ化完了後の動作テスト等の協力者人件費については、パッケージ化の遅れから次年度に持ち越したため。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
数ヶ月の遅れはあるが予定通りに執行する。
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Research Products
(1 results)
