2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development and evaluating effectiveness of the end-of-life care education program in the critical care domain.
Project/Area Number |
15K11608
|
Research Institution | Kyoto College of Nursing |
Principal Investigator |
田村 葉子 京都看護大学, 看護学部, 講師 (40518966)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹之内 沙弥香 京都大学, 医学研究科, 特定講師 (00520016)
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | エンド・オブ・ライフ・ケア教育 / クリティカルケア |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度に実施した全国調査の結果より開発した「ELNEC-Jクリティカルケアカリキュラム指導者用ガイド」の教育効果の有効性を検討(ランダム化比較試験)した。【方法】1)介入研究デザイン:ランダム化比較試験。2)対象者の登録:急性・重症患者看護専門看護師のメーリングリストおよび本研究室のホームページに研究対象者を公募した。倫理審査委員会で承認の得られた説明文書を用いて文書による説明を行い、同意の得られた90名を対象とした。同意書の提出と同時に、介入前の自記式質問紙調査を依頼し、対象者の登録を行った。3)割付の方法:対象者を登録した後、層化無作為割付をおこなった。層とする因子として、エンド・オブ・ライフ・ケア教育の経験の有無を用いた。研究事務局は、対象者から集められた基本情報を登録し、研究用IDを付与したのち、担当者は、研究機関から独立した第三者機関に所属する割付責任者に研究用IDおよびエンド・オブ・ライフケアの教育経験の有無が記載されたファイルを送付した。割付責任者はコンピュータで乱数表を発生させて割付作業を実施した。なお、割付結果は、対象者にどの群に割り付けられたかは、検証1ヶ月前まで伝えないものとした。4)介入の方法 ①介入の種類:ⅰ.ELNEC-Jクリティカルケアカリキュラム指導者養成プログラムを受講し、講習後3ケ月後、6ケ月後の調査を行う群(介入群)。ⅱ.ELNEC-Jクリティカルケアカリキュラム指導者養成プログラムを受講しない群(コントロール群)。【結果】90名をランダム化し、介入群44名、コントロール群46名を対象とした。脱落を除き、介入群37名、コントロール群39名を分析対象者とした。 現在論文執筆中である。
|