2015 Fiscal Year Research-status Report
ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術後患者のQOLの特徴と関連因子の経年的比較
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15K11622
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
三好 陽子 鳥取大学, 医学部, 助教 (80746967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 伸一 鳥取大学, 医学部, 教授 (00191544)
森實 修一 鳥取大学, 医学部, 助教 (50419496)
武中 篤 鳥取大学, 医学部, 教授 (50368669)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 前立腺がん / da Vinci / ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術 / 健康関連QOL / SF-8 / EPIC / KHQ / 前立腺がん看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究準備期 4月-6月:研究実施体制の組織化を行った.研究分担者として,当該研究の専門家である腎泌尿器科学分野の専門医2名を追加申請し,研究計画の遂行のために役割分担を明確化した.4-9月:先行研究レビュー,倫理審査必要書類の準備,10月鳥取大学医学部倫理審査委員会に審査申請し,承認を得た. 2.研究調査開始期 10-12月調査票後ろ向きデータの確認および,今年度の調査対象への調査票の有能準備と発送,1月-3月調査票の返送状況の確認作業,データ管理の準備を行った. 3.関連研究の学会誌投稿を以下の通り行った. 實重有美香,三好陽子:ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を受ける患者の心理的適応に関連する要因 -MAC・気分調査票・KHQを用いた分析-,日本がん看護学会誌 29:61-66,2015. その他1編査読中である. 4.関連研究の学会で以下の通りポスター発表を行った. 3月14-14日千葉幕張メッセで開催19th ast Asian Forum of Nursing Scholarsにてポスター発表Evaluation of factors associated with King's Health Questionnaire parameters in prostate cancer patients after robot-assisted laparoscopic radical prostatectomy. その他,国際学会へ2編abstract提出中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究スケジュールにおいて,平成27年度は,STEP1として,研究準備期としていた.具体的な計画として,文献検索,研究デザイン,計画書の作成,研究分担者との検討会を予定通り実施し,成果を出すことができた.今年度を基盤に,平成28年度のスケジュールであるSTEP2 調査の実施が可能である.
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Strategy for Future Research Activity |
オーバービューとして,まずSTEP2平成28年度(調査実施~29年度まで継続)郵送法による調査票の配布と回収,適宜データ入力および管理を行う.STEP3平成29年度(データ解析)STEP2で収集できたデータの統計学的分析および解釈,結果へ導く.STEP4平成29年度STEP3で導いた結果の考察を深め,新たな知見を構築する.STEP5平成30年度(結果公表)関連学会発表および学術雑誌への論文投稿,医療スタッフ向けの勉強会等を企画する予定である.
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Causes of Carryover |
【三好】物品費について,研究図書の購入が予定より少なかったことがあげられる. 旅費について,国際学会開催地が本邦だったため,当初の予算より安価におさえられたことがあげられる.その他の経費について,学会投稿用の原稿について,英翻訳を予定していたが,校正にとどめたため,安価におさえられたことがあげられる. 【吉岡】助成金配分の手続きの関係上,分担者の所属機関への送金が12月であったため,今年度前期の学会に係る旅費に使用することができなかった.後期は,学会に係る旅費が国内であったため,未使用額が生じた.【武中】助成金配分の手続きの関係上,分担者の所属機関への送金が12月であったため,今年度前期の学会に係る旅費に使用することができなかった.【森實】助成金配分の手続きの関係上,分担者の所属機関への送金が12月であったため,今年度前期の学会に係る旅費に使用することができなかった.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究関連図書の購入を増やすこと,国際学会への参加のための旅費に使用することなどを計画している. 研究分担者への助成金の配分を前期に行い,前期から分担金が使用できるように計画している.
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