2017 Fiscal Year Research-status Report
大腸がん組織型検診に向けた受診行動支援プログラムの有効性の検証
Project/Area Number |
15K11650
|
Research Institution | Senri Kinran University |
Principal Investigator |
藤原 尚子 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90469544)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲垣 美紀 摂南大学, 看護学部, 准教授 (60326288)
山本 兼右 公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, 技師 (40745486)
大田 博 四條畷学園大学, 看護学部, 講師 (10739775)
木山 昌彦 公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, その他 (10450925)
北尾 良太 千里金蘭大学, 看護学部, 講師 (30505095) [Withdrawn]
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 大腸がん検診 / 好発年齢者 / 受診行動支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
介入群の未受診の理由について、面接調査の結果を基に個別対応アプローチを選定しプログラム運営の評価に関する面接調査と大腸がん検診に関する意識調査を介入前と後で実施している。調査の結果から大腸がん検診受診歴と大腸がん検診に関する意識を明らかにし、受診行動支援プログラムの有効性を検討している段階である。さらに前年度に引き続き検診未受診者に対して大腸がんの病気や検診に関する知識の提供、パンフレットの郵送、電話相談、個別面談による受診勧奨などの個別対応アプローチによる介入を継続しデータの緻密性を図っている。また、プログラムに関する感想についてはキーワードを抽出し、継続して内容分析を行っている段階である。その結果を研究者メンバー間で引き続き見解の統一を図っている。介入実施後の大腸がん検診に関する意識調査も継続して実施中である。受診歴と受診率においては、介入群と対照群間の比較行うため介入群と対照群のデータ間の内容を整理している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
アンケート調査を継続中であり、介入後のデータ整理および分析をしている段階である。また、すでに収集しているデータおよび回収中のデータの緻密性を図っている段階でもあり、その結果を研究者メンバー間で引き続き見解の統一を図っている。研究成果をまとめていく準備を整えている状況である。
|
Strategy for Future Research Activity |
大腸がん好発年齢者の介入群と対照群のアンケート調査の回収を完了し、データ分析を継続して行う。データに関しては、緻密性を図った結果もふまえた分析を進め、引き続き研究者メンバー間で内容分析の結果について見解の統一を図る。さらに、介入実施後の大腸がん検診に関する意識調査の結果と受診歴および受診率をふまえた介入群と対照群間の比較検討を行い、その結果をもとに研究成果をまとめていく。
|
Causes of Carryover |
(理由) 大腸がん好発年齢者の介入群と対照群のアンケート調査のデータ分析を継続しており、介入実施後の大腸がん検診に関する意識調査と受診歴および受診率をふまえた介入群と対照群間の比較検討を行い、その結果を含めて論文にまとめ発表する予定であるため費用を支出していない状況である。
|