2016 Fiscal Year Research-status Report
NEAT(非運動性熱産生)をとり入れた妊娠期適正体重維持プログラムの開発
Project/Area Number |
15K11720
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts |
Principal Investigator |
和泉 美枝 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (10552268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
眞鍋 えみ子 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (30269774)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 非運動性熱産生 / 自律神経活動 / 体重 / 身体組成 / 妊婦 / 非妊婦 / 褥婦 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度の研究目的は、まず前年度からの継続課題として妊婦や非妊婦、産後6ヶ月以内の女性の日常生活習慣(食事、睡眠の状況)、精神健康状態(精神健康度;The General Health Questionnaire)、不安や抑うつ(HAD;Hospital anxiety and depression scal)、体重、身体組成(体脂肪率、筋肉量)、自律神経活動、活動量(NEAT;non exercise activity thermogenesis)を把握することであった。 そして、それらの分析結果をもとに、日常生活で容易に実施できる、妊娠期の適正体重増加量維持に有効な、NEATをとり入れたプログラムを試作すること、さらにそれを用いて、妊娠中期の妊婦5名を対象にプレテストを行い、プログラムを修正し、その効果を検証することであった。 昨年度に実施できなかった、産後6ヶ月以内の女性の活動量に関するデータ収集を行い、現在もデータ収集中である。また、妊婦のデータ収集は概ね終了したが、分析はまだ実施できていない。また、NEATの多い女性と少ない女性を抽出し、その特徴を明らかにし、さらに妊娠期の体重増加量との関連についての検討や、妊娠期の適正体重増加に有効なNEATを取り入れたプログラムの作成と、その効果の検証はできておらず、平成29年度に分析とプログラムの作成、プレテストを行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成28年度の研究目的は、妊婦や非妊婦、産後6ヶ月以内の女性の日常生活習慣、精神健康状態、不安や抑うつ、身体組成、自律神経活動、活動量(NEAT)を把握し、妊娠期の適正体重増加に有効なNEATを取り入れたプログラムを作成し、その効果を検証することであった。 昨年度に実施できなかった、産後6ヶ月以内の女性の活動量に関するデータ収集を行い、現在もデータ収集中である。また、妊婦のデータ収集は概ね終了したが、分析は出来ておらず、妊娠期の適正体重増加に有効なNEATを取り入れたプログラムの作成はできず、平成29年度に分析とプログラムの作成を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
妊婦のデータ収集は概ね終了しており、終了次第データ分析を行い、NEATの多い女性と少ない女性を抽出し、その特徴を明らかにし、さらに妊娠期の体重増加量との関連についても検討し、妊娠期の適正体重増加に有効なNEATを取り入れたプログラムを作成し、その効果を検証したいと考えている。
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Causes of Carryover |
妊婦を対象としたデータ収集に用いる機器を借用できたため、今年度の支出が少なくなり、次年度使用額が多くなった
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
現在使用している機器よりさらに容易に、長時間にわたり、自律神経活動が測定できる機器が開発されたため、その機器の購入を検討している。
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Research Products
(10 results)