2016 Fiscal Year Research-status Report
助産学分野における系統的レビューの普及と実施体制の基盤整備に関する研究
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15K11728
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
八重 ゆかり 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50584447)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 成子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70157056)
片岡 弥恵子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70297068)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コクラン・コラボレイション / システマティック・レビュー / メタアナリシス / 助産学 / 妊娠 / 出産 |
Outline of Annual Research Achievements |
コクラン・コラボレイションへの貢献活動として、2016年10月23日から27日までの5日間に韓国、ソウルで開催されたコクラン・コロキアムに参加し、コクラン妊娠出産グループ会議に出席して情報交換するとともに、研究代表者が主催する教育セミナー「聖路加コクラン塾(以下に詳述)」の塾生の一人が、妊娠出産に関連するオーバービュー・レビューのテーマでポスター発表を行った。 また、助産学分野におけるコクラン・システマティック・レビューの普及とレビューワー育成を目的とした「聖路加コクラン塾」を2017年2月4日に開催し、受講生8名とスタッフ4名(研究代表者および研究分担者)の参加を得て、メタアナリシスの解析方法を解説する講義と、メタアナリシスソフトウェアであるReview managerを用いた解析実習とを組合わせたセミナーとして実施した。なお研究代表者は、本聖路加コクラン塾活動の一貫として、日本老年看護学会、研究・教育活動推進委員会が2016年12月28日に開催したガイドライン作成セミナーの講師となり、ガイドライン作成方法の講義の中でコクラン・システマティック・レビューとメタアナリシス手法の解説を行い、普及活動に務めた。 コクラン日本支部との連携活動としては、コクラン日本支部主催のワークショップ講師を務めるとともに、諮問委員会委員として、コクラン日本支部がコクラン・コラボレイションの中で正式のコクラン・センターとして認められるための活動に協力した。その結果として、2017年6月にはコクラン日本支部がコクラン・センターとなることが実現する予定となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コクラン・コロキアムへの参加とコクラン妊娠出産グループ会議への出席・情報交換、またコクラン・コラボレイション活動普及のためのセミナー開催は予定どおり行えているが、コクラン・システマティック・レビューの作成に関して、プロトコル出版までは達成したものの、レビュー結果論文の作成作業がやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
コクラン・システマティック・レビューの作成に関して、プロトコル出版を達成したものについては今年度内にレビュー結果論文の出版を実現させることとする。また、昨年度後半から着手した、「助産学分野の診療ガイドラインにおけるコクラン・システマティック・レビュー活用の実態調査」も今年度内完了を目指すこととする。
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Causes of Carryover |
2016年10月に参加した韓国、ソウルでのコクラン・コロキアム出張旅費が予定した金額の約半額で賄うことができたため、27万円が未使用となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2017年9月に南アフリカ共和国で開催されるコクラン・コロキアム参加のための旅費が、当初予算よりも多くなる事が予想されるため、その旅費に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)