2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research for spread of systematic reviews and development of infrastructure in midwifery care
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15K11728
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
八重 ゆかり 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50584447)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 成子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70157056)
片岡 弥恵子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70297068)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コクラン・コラボレイション / システマティック・レビュー / 助産学 / 妊娠 / 出産 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は助産学分野における系統的レビュー作成に寄与する人材育成と、系統的レビュー結果の普及・利用を促進するための体制整備を行い、我が国及び世界における助産ケアの質の向上に貢献することである。本目的達成のために、初年度から最終年度までの3年間を通して、研究代表者および分担者が協同してコクラン・システマティック・レビューを実施するとともに、コクラン・システマティック・レビュー方法論を教育する公開セミナー(名称: 聖路加コクラン塾、研究代表者が主催)を毎年(年2回、各回参加者は約30名)開催することにより、レビューワー育成とレビュー結果の普及・利用の促進を図った。 コクラン・システマティック・レビュー作成に関しては、プロトコル論文の公表に至り、レビュー結果論文は作成途中の段階まで達する事ができた。レビューワー育成に関しては、聖路加コクラン塾の受講生がコクラン・システマティック・レビューの実施やランダム化試験の実施、論文発表をするに至り、一定の成果を得ることができた。また研究代表者は、コクランコラボレイション日本支部の諮問委員およびNPO法人日本コクランセンター理事としての活動も行っている。本研究におけるレビューワー育成とレビュー結果の普及・利用促進における成果は、日本コクランセンターが平成29年6月22日にコクランコラボレイションにおける正式センターとして認証された経緯において、その一部に貢献できたと考える。
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Research Products
(1 results)