2017 Fiscal Year Research-status Report
認知症高齢者の脳の残存機能を活かしてポジティブな情動を引き出すBPSDへの介入
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15K11803
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
占部 美恵 (片丸美恵) 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (00451401)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北島 謙吾 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (30204887)
福田 弘子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (40551247)
宮田 千春 九州大学, 医学研究院, 准教授 (40738655)
加藤 佑佳 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60729268)
野田 泰葉 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (50784146)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 認知症 / BPSD / 情動 / 扁桃体 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、認知症高齢者の脳の残存機能(情動)を活かして、ポジティブな情動を引き出す介入を実施し、扁桃体と海馬の萎縮の違いによってどのようなアウトカムの違いがあるか、またBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)、情動、行動、日常生活との関連、おおび影響因子を明らかにして、BPSDに対する非薬物的介入を確立することを目的にしている。 平成29年度まで、学会における情報収集、資料収集、協力施設の選定に向けた見学や、研究の実施に向けた方法の検討を行っている。協力施設の選定、決定と同時に、倫理審査委員会の承認が得られ次第、介入を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究対象者において、MRI検査が可能であること、アルツハイマー病と診断されていること、介入が可能であることを選定要件に考えているため、これらの対象者を選定すること、施設や病院に協力を依頼することに慎重な進行が必要であるため、進行が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度は、協力施設の決定、倫理審査委員会への申請を実施し、倫理審査委員会の承認が得られたら介入を開始する。
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Causes of Carryover |
(理由)対象者の選定に向けた協力して頂く施設の選定などによって大幅に計画が遅れてしまったことから、予算を執行できなかった。 (使用計画)施設との調整のための会議に関わる費用(会議費、交通費)、介入に関わる費用(介入のための道具・機材など、交通費、謝金、MRI代など)、資料代に使用する予定である。
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