2018 Fiscal Year Research-status Report
認知症高齢者の脳の残存機能を活かしてポジティブな情動を引き出すBPSDへの介入
Project/Area Number |
15K11803
|
Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
占部 美恵 (片丸美恵) 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (00451401)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北島 謙吾 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (30204887)
福田 弘子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (40551247)
宮田 千春 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (40738655)
加藤 佑佳 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60729268)
野田 泰葉 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (50784146)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 認知症 / BPSD / 情動 / 扁桃体 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、認知症高齢者の脳の残存機能(情動)を活かして、ポジティブな情動を引き出す介入を実施し、扁桃体と海馬の萎縮の違いによってどのようなアウトカムの違いがあるか、またBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)、情動、行動、日常生活との関連、および影響因子を明らかにして非薬物的介入を確立することを目的にしている。 平成30年度は、協力施設との調整を実施し、倫理審査委員会に申請し審査途中である。 本研究は2019年度も引き続き実施する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
対象者の選定における要件を満たすことができる協力施設を探すことにかなりの時間を要し、研究計画の再検討を重ねていたが、平成30年度に決定することができた。
|
Strategy for Future Research Activity |
倫理審査委員会の承認が得られたら速やかに、介入を実施する。
|
Causes of Carryover |
次年度使用額が生じたのは、大幅な研究計画の遅れにある。介入が実際に稼働できるまで支出を控えていた。 次年度は、介入に要する物品の購入、謝金、交通費などに使用する。
|