2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of family support program in the early stages of admission to nursing homes.
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15K11810
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
岡安 誠子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (30346712)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺尾 洋介 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助手 (60707917) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 特別養護老人ホーム / 家族 / 参画 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度であった本年度は、これまでの研究の結果を踏まえ、教育プログラムのあり方についても改めて検討を行った。当初は電子教材の開発も視野に検討を行っていたが、現場である特別養護老人ホームの業務IT化などは進んでいないこと、介護家族も70歳代とややシニア世代が実際に活用する可能性も高いことを踏まえハンドブックとして教材を作成した。ハンドブックは、「社会の変化とともに変わる介護」「特別養護老人ホームの特徴」「施設での豊かな生活を目指して」「将来について考えておきたいこと」「この施設でできること」等で構成し、特別養護老人ホームでの療養生活に必要な利用者・家族のための情報などをまとめた。「この施設でできること」等は各施設の状況にあわせてカスタマイズできるようにした。なお、本ハンドブックの基盤とした研究成果は近く公表目指している。 年度内にハンドブックをアンケートと共に発送を目指していたが、COVID-19による施設との調整や感染拡大地域の緊張感の高まりもあったことから、これについては感染状況と現場の状況を見極め可能であれば夏には全国の施設へ発送を完了する計画としている。作成時と現状とのズレも生じており、発送時にはハンドブックの内容の妥当性に関するアンケートの他、施設訪問における一般的な感染予防対策のチラシも新たに作成し同封する。返送されたアンケートを受け、ハンドブックを更に修正した後、大学ホームページの研究成果において、第2版の電子ファイルがダウンロードできるよう令和2年度内の公開を予定している。
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Research Products
(2 results)