2016 Fiscal Year Research-status Report
救急対応能力向上のための産業看護職の継続教育システムの構築
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15K11864
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
松田 有子 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (20745393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠原 信夫 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 准教授 (90345223)
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Project Period (FY) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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Keywords | 産業看護職 / 救急対応能力 / コンピテンシー / インストラクショナルデザイン / 継続教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、産業看護職の救急対応能力向上のために必要な能力を明らかにし、教育設計の手法の一つであるインストラクショナルデザインを用いて研修プログラムを開発し、その評価を行うことである。 平成28年度は、産業看護職10名のインタビューの結果から、救急対応における産業看護職のコアコンピテンシーを「生命の危機状態の判断と救急処置」、「緊急事態の発生予防・拡大防止に向けた予防活動」「緊急事態における倫理観とプロフェショナリズム」とし、コアコンピテンシー、コンピテンシーを検討した。 平成29年度は、これらのコンピテンシーに対する研修プログラムの目標、教育内容、研修の方法を検討中である。また、研修開催に向けて、研究参加者の募集や研修会開催のための研究協力者の依頼をしている。研修会実施後には研修の有用性の評価を行うため、その評価方法についても検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定した10名からインタビューも終了し、その内容をまとめることができた。 その結果から、研修プログラムの検討をしている。 研修プログラムを評価するために、研修内容の検討、教材等の検討を行っている。研修日程も決定しその日程に向けて、準備中である。
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Strategy for Future Research Activity |
研修プログラムの検討と教材の検討、研修開催が同時進行であるため、検討事項が多くなるため、研究班会議のほかにメール等で情報交換を密に行い進めている。
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Causes of Carryover |
e-ラーニング構築の費用を次年度に回したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
e-ラーニングシステムの構築を平成29年度に実施する。
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Research Products
(4 results)