2017 Fiscal Year Research-status Report
救急対応能力向上のための産業看護職の継続教育システムの構築
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15K11864
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
松田 有子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 講師 (20745393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠原 信夫 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 准教授 (90345223)
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Project Period (FY) |
2015-10-21 – 2019-03-31
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Keywords | コンピテンシー / 救急対応能力 / 産業看護職 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、これまでの研究結果から得られた産業看護職の救急対応におけるコンピテンシーに基づき作成した研修プログラムの有用性を評価した。 産業看護職55名を対象に対象群(30名)と待機群(25名)に分け、平成29年10月~平成30年2月に研修会を実施した。 研修プログラムは、事前学習(e-ラーニング)と研修(対面学習)の組み合わで、研修前・直後・3か月後(対象群のみ)に知識テストとアンケトート調査を実施した。 事前学習はフリーの学習支援ソフトMoodle (Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment)を用い、対象者が職場や自宅、その他通勤時間帯でも学習できるようにした。学習修了後に確認テストで習得状況の確認をした。 研修会は1日コースでBLS(Basic Life Support)の実技、講義(事前学習のe-ラーニングの補足)、2つのグループワークから構成し、終了後に、研修直後の知識テストとアンケートを実施した。その後、対象群のみ知識テストとアンケート調査(研修終了後3か月)を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研修プログラム実施の研修会の日時が予定より遅くなったため、得られたデータの解析までに至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研修プログラムの実施は実行し、3か月後のフォローアップのデータも収集済みである。今後は得られたデータの分析をし、有用性について評価を行う。
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Causes of Carryover |
平成30年度に国際学会発表を予定しており、その費用にあてるため。
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Research Products
(3 results)