2017 Fiscal Year Annual Research Report
Study on effects of space radiation using mouse embryonic stem cells kept long time in International Space Station
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15K11919
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| Research Institution | Osaka City University |
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Principal Investigator |
森田 隆 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (70150349)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 佳世 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30311921)
木津 あかね 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (30623201)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 宇宙放射線 / 国際宇宙ステーション / マウスＥＳ細胞 / 染色体異常 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
宇宙での長期にわたる有人活動が可能となり、火星への有人飛行も視野にはいってきた現在、宇宙放射線の人体へのリスクの評価は、重要課題の一つと考えられる。宇宙環境下では、地球上では存在しない様々な宇宙放射線にさらされることとなる。これまでの宇宙研究の成果から、それぞれの宇宙放射線は低線量であることから、短期間での被曝では人体への影響は少なかった。しかし、低線量であっても高エネルギー粒子線を含む複数の宇宙放射線に長期間継続的に被曝することによる細胞やDNAへの影響は明らかではない。地上での実験で、このような条件をシミュレーションする実験も今後盛んになると考えられる。我々は、凍結した万能細胞(ES細胞)を「きぼう」内のMELFIに長期間保管し、本年7月、最長52か月を経て、地上へ回収した。今後、染色体異常やＤＮＡ損傷を観察した。また、マウス個体への発生過程での影響を観察することにより解析した。さらに、DNA修復遺伝子ヒストンＨ２ＡＸを欠損したES細胞を用いることにより鋭敏に影響を検出できると考えられる。その結果、被ばくした物理学的線量と細胞への影響の対応を解析している。地上での実験で、このような条件をシミュレーションする実験も今後盛んになると考えられる。我々は、凍結した万能細胞(ES細胞)を「きぼう」内のMELFIに長期間保管し、本年7月、最長52か月を経て、地上へ回収した。染色体異常やＤＮＡ損傷を観察した。また、マウス個体への発生過程での影響を観察することにより解析した。さらに、DNA修復遺伝子ヒストンＨ２ＡＸを欠損したES細胞を用いることにより鋭敏に影響を検出できると考えられる。その結果、被ばくした物理学的線量と細胞への影響の対応を解析している。
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Research Products
(4 results)
