2016 Fiscal Year Annual Research Report
Mid-air Constrained Haptic Interface Using Wind Power
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15K12082
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒田 嘉宏 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (30402837)
清川 清 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (60358869)
大城 理 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (90252832)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 力覚提示 / 非接地 / 非装着 / 風力 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の目的は、広い空間にユーザに力覚を提示するために、デバイスを空間に固定しない非接地型デバイスを開発することであり、そのアプローチとして風力を用いる方法についてその可能性について検討することを主題としている。平成27年度は、風力に対する抗力を用いた力提示ということでDCファンを用いた把持型の非接地力覚提示装置を開発し、被験者実験により特に回転力の提示において有効であることを示した。開発が順調に進んだことから、平成28年度は風力を用いた別の実装形態の力覚提示の設計・開発に取り込むこととした。これまでは、ユーザはデバイスを手に持つ必要がある把持型のデバイスを開発していた。しかし、何も接触していない状況のバーチャル環境を再現できないという課題があるため、理想的にはバーチャル環境で接触したときのみユーザとデバイスが接触する遭遇型で実現することが望ましいと考えられる。そこで、本研究では、ユーザに先回りして反力を提示する遭遇型デバイスを近年発達が著しいUAV(Unmanned Aerial Vehicle)を用いて実現することを考えた。設計の要点としては、UAVは空中で物体や人体に一切支えられていないため、大きな力提示が難しいことが考えられる。解決法の一つとして、UAVの浮遊時の力を利用することが考えられる。提示部である柔軟シートをユーザが押し込んだときに、浮遊時の風力が柔軟シートを押し返すことにより反力を提示する機構となっている。デバイスの設計を行い、実験により風力の有無により、提示反力が有意に異なることを確認した。
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