2017 Fiscal Year Research-status Report
放射線生体影響数理モデルの放射線生物学・放射線防護・治療への展開
Project/Area Number |
15K12204
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
真鍋 勇一郎 大阪大学, 工学研究科, 助教 (50533668)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 放射線 / 低線量放射線 / 放射線防護 / 数理モデル / 生物影響 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. より多くの生物種(植物、動物、細菌等)の実験データへのWAM モデルの適用 検討の結果それぞれの生物の体内で発生する活性酸素の発生量と結び付け今後検討して行くほうが良いとの見通しが得られた。 2. ヒトの線量・線量率効果係数の推定 まずは環境科学技術研究所で行われた放射線によってがん死が誘発され、寿命が短縮する実験データの解析が重要であると分かり、実験データを再現する数理モデルの構築を行った。3. 分割照射の定式化と応用 メガマウス実験のパラメータを使った突然変異の上昇を出す数理モデルの定式化を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現時点では当初予定していた数理モデルにつながるおおまかな計算の目途は達成したが、モデルの完成には更に精緻化が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究時間を増やす、従事する人数を増やすことが課題となる。具体的には、研究以外の業務をスリム化する、テーマに付く学生増やすこととなる。
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Causes of Carryover |
今年度は議論現時点では当初予定していた数理モデルにつながるおおまかな計算の目途は達成したが、次年度はモデルの完成のために更に精緻化を実施するので、議論を頻繁に行う予定である。
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Research Products
(16 results)
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[Presentation] Ethics vs science - Lessons from Fukushima crisis2017
Author(s)
Masako Bando, Takahiro Wada, Yuichiro Manabe, Yuichi Tsunoyama, Hiroo Nakajima, Toshihiro Higuchi
Organizer
ICRP-ERPW 2017(4th International Symposium on the System of radiological Protection and the 2nd European Radiation Protection Research Week)
Int'l Joint Research
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