2015 Fiscal Year Research-status Report
術中視覚誘発電位検査の飛躍的な精度向上と普及促進に寄与する新規VEPパッド開発
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15K12559
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
山川 俊貴 熊本大学, 大学院先導機構, 助教 (60510419)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸田 雄一 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (30543970)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 電子デバイス・機器 / 脳・神経 / リハビリテーション / モニタリング |
Outline of Annual Research Achievements |
赤色光が眼瞼から網膜に至るまでの光学シミュレーションをもとにフレキシブルVEPパッドを設計・試作した。 さらに、当該パッドを駆動するための専用プリント基板回路およびPCソフトウェアを開発した。 これらを用いて、ファントム実験および健常被験者実験を通じて機能評価を実施し、所望の刺激輝度が得られること、術中利用に耐える耐水・耐久性を有すること、網膜電位および視覚誘発電位を誘発可能であることを確認した。 さらに、発光LEDと網膜電位の振幅の関係から、閉眼時においても瞳孔位置を推定することができる刺激方法および解析手法を開発した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
申請時の計画通りに進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き申請時の計画に沿って研究を推進する。
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Causes of Carryover |
研究分担者が計画していた学会参加を業務都合により取りやめたため残額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度に参加する学会の旅費および参加費に充てる。
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Research Products
(1 results)