2017 Fiscal Year Annual Research Report
What mimetic words do athletic coaches prefer to verbally instruct sports skills:A phonetic analysis of sports onomatopoeia
Project/Area Number |
15K12653
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
山内 直人 国士舘大学, 体育学部, 教授 (80327741)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | オノパトペ / 共感覚的音象徴 / スポーツ指導者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、母音及び子音の持つ特定の音素特性が一貫して運動制御における運動感覚特性を表象するかを特定するため、運動スキルの指導に用いられる日本語の擬態語・擬音語について調査した。18名のスポーツ指導者がアンケート調査に参加した。 参加者は、「筋力」及び「動き」を修正するために口頭で指示を出す際に使用する擬態語や擬音語を自由記述した。音韻分析の結果、語頭子音阻害音の有声性、長母音の有無、及び語尾促音の有無が筋力及び動きの修正に有意に関連していることが明らかになった。これらの結果は、擬態語や擬音語の持つ特定の音素特性が、大きさやスピードのような筋力及び動きの運動感覚特性のイメージを想起させる可能性を示唆している。
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