2017 Fiscal Year Annual Research Report
The relation between the people sleep and the life-style disease possession and management
Project/Area Number |
15K12713
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Research Institution | Kyoto College of Nursing |
Principal Investigator |
盛永 美保 京都看護大学, 看護学部, 准教授 (60324571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
番所 道代 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (50525318)
今堀 智恵子 京都看護大学, 看護学部, 助教 (00437138)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 睡眠 / 生活習慣病 / 活動量 |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】本研究の目的は、1)中高年勤労者の睡眠の実態と、2)女性の睡眠の実態を明らかにし、男女での相違点について検討し、3)糖尿病患者の睡眠の実態と血糖コントロールへの影響を検討することである。また、全データを結合することにより、4)睡眠と生活習慣病の保有・管理状況の関連について明らかにすることである。 【方法】中高年勤労者、女性および2型糖尿で外来通院中の患者を対象とし、ウエアラブル端末(EPSON PULSENSE PS-500)により、活動量と睡眠時間を客観的に評価した。また、自記式質問紙により、基本属性、既往歴・現病歴の有無、日ごろの睡眠時間、運動習慣、ストレスの程度、日ごろの健康行動等について調査を行った。 【結果】糖尿病患者41名の結果について記述する。平均年齢は60.8±8.4歳で、男性28名(68.3%)、女性13名(31.7%)であった。BMIは平均26.4±5.4で、一人暮らし世帯は12名(29.3%)であった。HbA1cは平均7.1±0.7%であった。現在治療中の疾患としては高血圧18名(43.9%)、高脂血症4名(9.8%)、心臓病12名(29.3%)、脳血管障害1名(2.4%)、がん2名(4.9%)、腎臓病2名(4.9%)であった。睡眠障害の自覚があるものは28名(68.3%)であった。自身が思う適切な睡眠時間は平均で6.7±1.2時間で、自覚的睡眠時間は5.9±1.2時間で、ウエアラブル端末で計測した客観的な睡眠時間は計測2日目の平均で6時間59分±2時間31分(n=20)であった。深い睡眠は平均1時間54分、浅井睡眠は5時間3分であり、自覚的な睡眠の質評価では、「非常に良い」「かなり良い」と回答したものは20名48.7%、「かなり悪い」「非常に悪い」と回答したものは19名(46.3%)であった。運動時間は58分±48分であった。
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