2017 Fiscal Year Annual Research Report
The Study of Communication Skill Education
Project/Area Number |
15K12902
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Research Institution | Kyoto University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
坂口 昌子 京都外国語大学, 外国語学部, 准教授 (60340428)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長濱 拓磨 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (10367930)
由井 紀久子 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (20252554)
宇城 由文 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (20281496)
佐々木 伸一 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30175377)
中西 久実子 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30296769)
村上 正行 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30351258)
中川 良雄 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30261043)
村山 弘太郎 京都外国語大学, 外国語学部, 講師 (10760308)
森 篤嗣 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30407209)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 高大連携 / コミュニケーション力 / 日本語 / 国語 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間全体を通じて,2つの課題に取り組んだ。1つは高等学校で実施可能なコミュニケーションに特化した授業の展開方法についてであり,もう1つは大学初年度の学生に対して行うコミュニケーション教育についてである。 まず,高校でのコミュニケーション教育に関しては,年に2,3回の研究会を行い,高等学校と大学の教員がそれぞれの立場で教育成果や研究成果を持ち寄って話し合った。主な内容としては,高等学校の国語教育の現状や,実施可能なコミュニケーション教育の方法についてであった。 最終年度には,「言語教育とアセスメント」というタイトルで,評価に関連した内容をパネルディスカッションという形で代表者と分担者1名が学会発表をした。コミュニケーション教育を授業に取り入れた場合,その評価をどうしていくのかという話題にも触れられた。 また,代表者と分担者1名が「やさしい日本語」の概念を使い,身近な日本文化を外国人日本語学習者に伝えるタスクを課したコミュニケーション力を高めるための授業を高校生に対して行った。その成果は論文の形でまとめられた。 その一方,大学生の初年次教育に関しては,京都外国語大学1年生のクラスで,コミュニケーション力を高めるための授業を実施した。その成果を代表者が2本の論文にまとめ,発表した。さらに,スカイプを使ったコミュニケーション教育の成果を,研究分担者と海外の研究者が一緒になって発表している。
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[Presentation] Skypeの対話による親和性と欧州における日本語学習・日本語教育のモチベーション向上2017
Author(s)
中西久実子・Emi Murata margetic
Organizer
The 20th Japanese Language Education Symposium in Europe (AJE), Section 10 of the 15th EAJS International Conference, organised with EAJS (European Association of Japanese Studies)
Int'l Joint Research
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