2017 Fiscal Year Annual Research Report
The Study to build ICT general learning environment for a student learning a foreign language particularly German for the first time, and to make a many-readings databas
Project/Area Number |
15K12905
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Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
川村 和宏 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (90587776)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 拓史 明治大学, 経営学部, 専任准教授 (00431479)
熊谷 哲哉 近畿大学, 経営学部, 准教授 (20567797)
金子 百合子 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (80527135)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ドイツ語文法アプリケーション / ドイツ語多読 / ドイツ語表現 / ドイツ語web辞書 / ロシア語文法アプリケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画において平成29年度は、ドイツ語自己表現の教科書作成(逆引き表現辞書ソフト連携)、web辞書(独語)の拡張、学会、研究誌等での成果発表を予定していた。 逆引き表現辞書ソフトに関しては、その内容を650程度まで拡張、公開している。具体的には、学生を海外研修へ派遣する際に求められるCEFR A1~A2およびドイツ語検定5級~3級程度で必要とされる頻出語彙を作成し、これと連携した形式で表現辞書ソフトの作成を進め、その成果は研究代表者の担当授業内で配布、活用している。web辞書(独語)に関しては、収録単語数を当初の約550語から約2100語まで拡張することができた。またweb辞書と逆引き表現辞書ソフトを連携させることにより、学習者が必要な表現から単語へ容易に検索できるよう配慮している。 学会発表に関しては、既に前年度に前倒しで実施したが、これに加えて平成29年9月に広島大学で開催された日本独文学会にてブース発表「独検およびCEFRに対応したドイツ語単語帳および単語練習アプリケーション作成について」を実施した。その際、紹介した単語練習アプリケーションは、本研究内で浮き彫りとなった初修外国語学習者が直面する語彙習得の困難を解消するために開発に着手したアプリーケーションであり、上記表現辞書ソフトの内容を活用している。さらに、研究代表者の所属機関で実施している海外研修へ参加した学生に対して実施したアンケート結果に基づき、CEFR A1~A2程度の単語習得を目的として頻出度順ドイツ語単語リストを作成した上で単語練習アプリケーションを作成したものであり、本研究の成果を発展させる試みという意味でも意義がある。
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