2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
15K12991
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
稲継 裕昭 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (90289108)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 公的部門の生産性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、公的部門とりわけ日本の中央政府における生産性測定の基礎を構築することにより、中央政府の生産性の経時比較および国際間比較を可能にすることを目的とする。 平成27年度はLSEグループが開発した生産性指標を日本の中央政府に適用可能かについて検討を進めるとともに、APO(アジア生産性機構)の卓越プログラムに選択された、フィリピン開発アカデミー(Development Academy of the Philippines:DAP)のシンポジウムにおいて研究報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
日本における生産性指標が、中央政府各省庁からはかなり断片的にしか公表されていないことがわかった。例えば、100円の所得税を集めるのにいくらの経費が掛かっているのかを10年ほど前までは公表していたが、近時は財務省から公表されていないなど、情報へのアクセスに制限がある。
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Strategy for Future Research Activity |
日本の中央政府における情報について引き続きアクセス可能性について引き続き調査するとともに、地方政府における生産性指標の開示などについても検討を進める。
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Causes of Carryover |
地方自治体の調査等を十分に行う時間がなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
積極的に地方自治体調査を行っていく。
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