2016 Fiscal Year Research-status Report
社会的共同親概念を用いた児童養護施設退所児の就労支援に関する事例研究
Project/Area Number |
15K13092
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Research Institution | Hokusho University |
Principal Investigator |
尾形 良子 北翔大学, 生涯スポーツ学部, 准教授 (00433459)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 子ども言説 / 子ども/大人 / 子ども/親 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は①4月1日に受傷した交通事故後の脳神経外科検査で判明した血管狭窄により検査入院を余儀なくされ、手術は免れたが復帰後も高ストレスや過労を避ける必要があったこと、②大学の組織改編後、資格養成(社会福祉士)の実習担当をこれまで複数教員で行っていた重めの業務内容を一人で担当することになったこと、特には以上の二つの要素により、計画通りに研究が進まなかった。 その中で実施できたことは文献収集と読みこみおよび研究デザインの検討であり、先行研究は主に年度後半に取り組むことができている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
上述したように①脳血管疾患および②大学の組織改編後の業務過多により計画通りに研究が進まなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度の遅れを取り戻すため今後実施する調査設計の前提となる先行研究をまとめ、調査設計を行うことと操作的定義を6月中に作成すること、7月から8月に掛けてプレ調査を実施して調査のデザインと操作的定義の見直しを図ることが必要となる。 併せて調査の全段階として児童養護施設の退所児童の話をインタビューではない形態で聴取する機会を得て、研究デザインの焦点化を行う一助とする。 なお本調査は10月頃には実施し、分析および研究のまとめを3月までに行いたい。
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Causes of Carryover |
当該年度では研究計画の遅れがあったため、調査費や海外渡航費等が使用できなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成29年度に実施予定である。
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