2016 Fiscal Year Research-status Report
教員養成の意識をグローバル化するASEAN協働教員養成インターンシップ開発
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15K13221
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
野村 純 千葉大学, 教育学部, 教授 (30252886)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ASEAN / 科学教育 / 学生派遣 / PBL / 文理融合 |
Outline of Annual Research Achievements |
高大およびASEANコンソーシアムの関係強化に努めた。特に、日本高校とASEANの高校との関係を強化し、高校独自のグローバル教育が可能となるよう支援した。この結果、日本の高校生が英語ポスター発表を行いそれをASEANの高校教員が審査し、評価する場を創出した。また、教材・授業のテーマについてもさらに情報収集を進め、より現地のニーズに合ったテーマを選択した。特に生命科学および環境科学に対するニーズが高いことが分かった。 授業実施にあたっての注意事項、文化的背景、宗教上の留意点、知識レベルなどについての情報を収集・蓄積し、これに基づき授業内容の改善を継続して行った。学校ごとにやはりレベルの差があり、また、女子高と共学校では授業の内容を調整する必要性を見出した。 この活動により作られた教材・授業テーマは、アーカイブ化し、日本とASEANの高校教員も自由に活用可能なものへと発展した。現在DNA抽出実験に関してパワーポイント教材を完成させ、キット化を目指している。 そして日本式科学教育のASEANでの認知を高め、浸透を図っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コンソーシアムの関係強化および科学教育講座の試行等順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
コンソーシアム間で蓄積されているデータを解析し、開発プログラムの成果を見える化していく。
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Research Products
(13 results)