2015 Fiscal Year Research-status Report
高精度光飛行時間撮像素子による多重反射を利用した光学印象採得の基礎研究
Project/Area Number |
15K13973
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
安富 啓太 静岡大学, 電子工学研究所, 助教 (50621661)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | Time-of-Flight / 距離撮像素子 / 多重反射 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究者らは、独自のTime-of-Flight計測方式と高速な電荷変調素子によって、従来よりも高い距離分解能を得られる撮像素子について開発を進めている。本研究は、この高精度距離撮像素子の応用として、光学印象への展開の基礎技術の開発を目的としている。高い時間分解能を持つTime-of-Flight撮像素子を利用して、多重反射の解析を行い、死角となっている部分を再現することにより、より高精度な光学印象が期待できる。 提案手法を実現する上では、高精度な遅延制御が行える装置が必要である。現在手に入れられる装置としてはStandeard Research Systems社 DG645などがあるが、トリガの繰り返し周波数が10MHzと制限がある。本研究はレーザー光のパワーを確保することが重要となるため、100MHz以上の周波数が実現できる遅延制御ボードを開発した。これについては動作の確認が終えている。また、提案しているインパルス駆動型Time-of-Flight計測方式で多重反射の解析のためのシミュレーションモデルを構築中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初はこれまで開発した撮像素子を利用し評価系を構築する予定であったが、並行して進めている課題で高い時間分解能と感度を有する素子が出来たため、これを使用して評価系を構築したほうがより良い結果が得られると判断したため。
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Strategy for Future Research Activity |
3出力型変調素子を組み込んだ距離撮像素子を元に、本研究の評価系を構築し、提案手法による多重反射のイメージングを試みる。 また、シミュレーションモデルを構築し、イメージセンサに必要な性能を定量的に評価できるようにする予定である。
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Causes of Carryover |
新たに開発したイメージセンサを利用した評価系の構築のため、次年度に繰り越すこととした。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
イメージセンサを搭載したカメラを製作するための電子部品購入に当てる予定である。
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