2015 Fiscal Year Research-status Report
シングルセル解析を進展させる環境微生物の機能推定技術の開発
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15K14807
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Research Institution | Anan National College of Technology |
Principal Investigator |
川上 周司 阿南工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (00610461)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 環境微生物 / シングルセル解析 / アプタマー / FISH法 / 未培養微生物 |
Outline of Annual Research Achievements |
微生物の高感度検出技術の開発にむけてin situ HCR法の高感度化とアプタマーを用いた検出技術の開発を行った。in situ HCR法の高感度化については、分岐点 (ブランチャー) の導入により、さらなる高感度化が達成できた。純粋菌株への適用を終え、環境サンプルへの応用を試みている。また標的分子数が少ないmRNAや機能遺伝子の検出に向けて、それらの存在量を任意に取り扱うことのできるClone-FISH法の検討を行った。 アプタマーを用いた検出技術の開発については、SELEX法を用いたアプタマーの合成方法の最適化を行い、詳細な実験方法の検討を行った。これまでに報告されている方法を参考に、本研究のサンプルに合った試薬や道具の選定、反応時間の検討などを行った。当初見込んでいた検討項目に加えて、既報の方法では製造を終えた試薬などの利用があり、それらを最適化する検討が必要であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
in situ HCR法については、さらなる高感度化にむけてブランチャーの導入を行い、良好な結果を得ている。また、アプタマーを用いた新規検出技術に関しては、アプタマー合成方法の確立に向けて詳細な実験方法の検討が重なっため、進捗に若干の遅れがあるもののおおむね順調に進展していると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
in situ HCR法とアプタマーを用いた二つの方法の開発を行い、純粋菌株を用いた検討段階での技術開発に成功した。今年度は、環境サンプルへの適用を目指し、さらに詳細な検討を行っていきたい。
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Research Products
(2 results)