2015 Fiscal Year Research-status Report
「現代抑うつ症候群(新型うつ・現代型うつ)」の多軸的な診断評価法の開発
Project/Area Number |
15K15431
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
加藤 隆弘 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 特任准教授 (70546465)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | うつ病 / 新型うつ / 現代型うつ / 気分障害 / 信頼ゲーム / 社会的意思決定 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、「現代抑うつ症候群(新型うつ・現代型うつ)」の多軸的な診断評価法の開発を推進しており、平成27年度は、健常者と抑うつを呈する精神科受診患者から、血液を含む様々なデータ収集を開始した。特に本研究で特徴的な点は、評価ツールの一つとして、個々人の社会的意思決定の特性をノートパソコンの画面を介して評価可能なツールを用いている点であり、予備的に行った健常者のデータを解析し、国際学術誌PLoS ONE(Watabe et al. 2015)に掲載した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
健常者に加えて、すでに、臨床データの取得を開始しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、引き続き、患者群の臨床データを取得してゆく。
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Causes of Carryover |
当初予定していたパソコンの購入が必要なくなったため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
前年度に予定していたパソコンの購入を今年度行う
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Research Products
(4 results)