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2015 Fiscal Year Research-status Report

核酸RNAi干渉医薬品を用いた放射線標識に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15K15460
Research InstitutionGihu University of Medical Science

Principal Investigator

永井 慎  岐阜医療科学大学, 保健科学部, 准教授 (30460497)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 片渕 哲朗  岐阜医療科学大学, 保健科学部, 教授 (00393231)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywords放射性核酸医薬品 / ケモインフォマティクス / シミュレーション / 分子軌道法
Outline of Annual Research Achievements

本年度は核酸医薬品となるRNAiの核酸配列について数多く候補として見出した。そのRNAi核酸配列に放射性化合物を合成付加反応が可能にする化学合成計画の方向性およびその合成産物がアイソトープラベルによっても生体細胞内にて標的遺伝子との結合能力を保持しているかの両側面を検討したところ、3遺伝子配列の候補がホウ素とテクネシウムについてアイソトープラベルが合成可能であることが明らかとなった。これらのものは、分子軌道法を用いてシミュレーションをして確認をした。金属の力学磁場にて核酸配列を乱すことなく量子力学的にも問題は認められなかった。
また、核酸医薬品に放射性の金属を合成ラベルする場合に力場的に安定化させるための法則性が明らかとなってきたが、今後、さらに事例を踏まえることにて実証を試みる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本年度は放射性核酸医薬品となる核酸化学合成計画およびその結合能力における分子軌道法を用いたシミュレーションを行い確認をしたが、メーカーの都合上合成装置の納品にかなりの時間を要したために合成実験までの検討ができていない。
本年、2月に納品があったために現在、進行をしている。

Strategy for Future Research Activity

昨年度までに明らかにした放射性核酸医薬品の核酸化学合成を本年度はin vitroの実験にて確認をする。また、昨年度に次年度の実地予定である実験動物の取扱いおよび作製について用意をしたためにin vivo実験においても実験の準備をする。

Causes of Carryover

メーカーによる合成装置の納品が遅れたために、合成実験の実地が遅れた。
そのために、モデリングシミュレーションも次年度に繰り越すことが解ったためにモデリングソフトおよびワークステーション等の金額を次年度に繰り越した。

Expenditure Plan for Carryover Budget

上記記載をしたように昨年度に使用予定でったモデリングソフトおよびワークステーション等の購入を次年度に実地する予定である。

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Published: 2017-01-06  

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