2015 Fiscal Year Research-status Report
敗血症におけるnucleophosminの動態と制御法の検討
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15K15671
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
今泉 均 東京医科大学, 医学部, 教授 (70203304)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
升田 好樹 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (10244328)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 敗血症 / アラミン / HMGB1 / ヒストン蛋白 / Nucleophosmin |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度に予定した 1)HMGB1、ヒストン蛋白,Nucleophomin(NPM)測定用の敗血症症例の臨床検体の採取(血漿,胸水,他):今後,測定することによって,敗血症の重症度,予後との関連を検討する
2)盲腸結紮穿刺によるラットの敗血症モデルにおいて,HMGB1、ヒストン蛋白,NPMの発現をwestern blotting組織法で 行なうため,準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新しい職場での研究となったため,前施設との共同研究方式とさせていただいております。 連携を図りつつ,臨床検体の収集,鋭意,実験の準備を行っております。
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Strategy for Future Research Activity |
平成27年度に予定した 1)採取したHMGB1、ヒストン蛋白,Nucleophomin(NPM)測定用の敗血症症例の臨床検体(血漿,胸水,他)測定:測定することによって,敗血症の重症度,予後との関連を検討する.2)盲腸結紮穿刺によるラットの敗血症モデルを作成し,HMGB1、ヒストン蛋白,NPMの発現をwestern blotting組織法で 行なう 平成28年度に予定している 1)敗血症の臨床検体を用いた血液浄化法(PMXーDHP、セプザイリス)によるHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの吸着実験による検討.2)ラット敗血症モデルによるHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの中和抗体,血液浄化カラムによる吸着実験による検討
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Causes of Carryover |
臨床での仕事に悩殺され,研究時間が取れなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度予定していた1)保存検体によるHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの測定.2)敗血症ラットによるHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの発現をWestern Blotで発現を検討する 28年度に予定の1)臨床検体を用いた血液浄化(PMX~DHP,セプザイリス)によるHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの吸着実験.2)敗血症ラットを用いたHMGB1、ヒストン蛋白,NPMの中和実験,血液浄化による予後の改善効果
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