2015 Fiscal Year Research-status Report
結晶構造から探るS. mutans由来新規タンパク質による病原性獲得機構の解明
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15K15749
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
平田 あずみ 大阪医科大学, 医学部, 講師 (40263587)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 良太 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (90437385)
高野 和文 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (40346185)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 結晶構造 / S. mutans / コラーゲン / 病原性 |
Outline of Annual Research Achievements |
目的タンパク質遺伝子のサブクローニングにより、野生型および変異体の発現用プラスミドを構築した。それらを用いて大量発現系を構築し、得られたタンパク質を精製後、回収した。キットにより結晶化条件のスクリーニングを行ったところ、目的タンパク質の結晶を得ることができ、さらにより質のよい結晶を得るための条件を探索しているところである。モデルラット作製については、ビーズの埋入方法について検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
①目的タンパク質の大量発現系を構築することができた。 ②目的タンパク質の結晶化条件の探索により、条件の設定ができた。 ③モデルラットの作製方法の改善の必要性。
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Strategy for Future Research Activity |
①より質のよい結晶を得るための結晶化条件を探索する。 ②構造解析 ③モデルラットの作製と解析
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Causes of Carryover |
海外共同研究機関であるパリ第5大学にてモデルマウスの解析を行う予定であったが、渡欧が困難であったため、未使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
モデルマウスの作製と解析について、次年度にパリ大学および所属研究機関においても継続的に検討を行うこととし、未使用額はその経費に充てることとしたい。
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Research Products
(1 results)