2015 Fiscal Year Research-status Report
在宅小児と家族への発達段階に応じた医療・福祉・療育支援の連携課題に関する研究
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15K15868
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
清水 裕子 関東学院大学, 看護学部, 助手 (40737508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 真弓 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40294558)
廣瀬 幸美 横浜市立大学, 医学部, 教授 (60175916)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 医療的ケア / 小児在宅療養 / 連携 / ライフイベント |
Outline of Annual Research Achievements |
医療的ケアを必要とし在宅で生活する子どもと家族の支援についての連携に関する文献検討を実施した。結果、連携内容は「医療的ケアの獲得に向けた支援」「家族の意思決定・調整」「在宅療養生活環境を整える支援」「専門職種間における在宅療養生活調整」「育児・成長発達支援」「社会資源の紹介」であった。また、退院前と退院後のコーディネーターが分かれている小児在宅療養への支援において子どもと家族のライフステージの変化に応じた連携の機会を捉え、家族全体をコーディネートすることのできる人材の必要性が示唆された。その結果をもとに医療的ケアが必要な子どもと家族のケースワークをした経験がある専門職を研究対象者とした質的研究を計画し、インタビューガイドを作成した。所属大学の研究倫理審査委員会に研究計画書を提出し8月に承認を得た。2月から福祉職へのインタビュー調査を開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
文献検討を実施し、結果をもとにインタビューガイドを作成した。8月に所属大学の倫理審査委員会の承認を得てから、所属長への説明と承諾を得ており、研究対象候補者の紹介とリストアップに時間を要した。2月からインタビューガイドを用いて福祉職へのインタビュー調査を開始し、研究対象候補者の予定に合わせてインタビュー調査を実施している。
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Strategy for Future Research Activity |
2月から福祉職へのインタビュー調査を開始し、今後、インタビューガイドを用いて医療職、教育職へのインタビュー調査を実施していく予定である。 分析の妥当性を確保するためのスーパーバイザーとして研究分担者を追加した研究組織で実施していく。
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Causes of Carryover |
研究協力者の所属する施設の都合に合わせてインタビュー調査を開始するため、2月からの開始となった。そのため、データ処理のための予算の執行が、計画より遅れている。また、本研究テーマに合う国際学会と研究への示唆を得られる海外視察計画が次年度に予定されていたため、予算を次年度に繰り越した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
福祉職3名、医療職8名、教育職他4名分のデータ処理の予算を次年度予算で執行していく予定である。本研究への示唆をえるために、国際新生児看護学会参加とカナダにおいての地域包括ケアシステムの視察を次年度計画に入れる。
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