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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Development of a care prevention tool and evaluation scale for elderly men using social capital

Research Project

Project/Area Number 15K15910
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

小林 和成  岐阜大学, 医学部, 准教授 (70341815)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石原 多佳子  岐阜大学, 医学部, 教授 (00331596)
纐纈 朋弥  岐阜大学, 医学部, 准教授 (40457114)
玉置 真理子  岐阜大学, 医学部, 助教 (00377681)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywords介護予防 / 男性高齢者 / ソーシャル・キャピタル
Outline of Annual Research Achievements

36項目から構成されるソーシャル・キャピタルの測定尺度(以下、SC)を用いて、2県3自治体の地域に在住する高齢者502人を対象に集合調査を行った。男性約2割、女性約8割から回答が得られ、平均年齢は男性74.7±5.7歳、女性75.0±5.8歳であった。測定尺度のうち、否定的な選択肢を1、肯定的な選択肢を4、項目によっては5として、性別の中央値の差をみたところ「地域全体にとって利益があるような活動にかかわりたいか」、「近所関係における面識・交流の範囲」、「地域の人々に対する信頼感」、「旅先や見知らぬ土地で出会う人に対する信頼感」、「投票への参加度」、「政治活動に参加しているか」の6項目において、男性に有意な肯定的回答がみられた。
SCと主観的健康状態との相関は、女性では健康状態が良いほど有意な正の相関を示す項目が25項目なのに対し、男性では11項目であった。「友人などと一緒になった時に政治の話をするか」の項目のみ、男性において有意な正の相関が認められた。
SCと介護予防事業への参加度との相関は、女性では参加度が良好なほど有意な正の相関を示す項目が32項目なのに対し、男性では女性と共通の「地縁的な活動に参加する頻度」、「スポーツ・趣味・娯楽活動に参加する頻度」、「ボランティア・NPO・市民活動に参加する頻度」、「地域全体にとって利益があるような活動にかかわりたいか」、「近所の人との付合いの親密度」、「政治活動に参加しているか」の6項目であった。
地域に在住する男性高齢者において、女性と比較して肯定的な傾向を示すSC項目をはじめ、主観的な健康状態や介護予防事業への参加度と関係するSC項目を明らかにすることができた。

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Published: 2019-12-27  

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