2018 Fiscal Year Annual Research Report
On methods for generating high-quality meshes that respect user intent
Project/Area Number |
15K15999
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
高山 健志 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 特任助教 (80614370)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 六面体メッシュ / シミュレーション / コンピュータグラフィクス / 四面体メッシュ / 四角形メッシュ / CAD / FEM |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間を一年間延長した最終年度では、六面体メッシュ生成のためのインタラクティブな3Dモデリングシステムについての研究を引き続き行った。まず、双対シートの相互の位置関係を分かりやすく表示することを目的として、Screen-Space Ambient Occlusionを実装した。次に、双対シートを効率的にモデリングするためのツールとして、Campenらが先行研究で提案したelastica loopという技術を応用することを試みたが、結局はあまり有効でないという結論に至った。また、双対シートの集合に対して、その双対を取ることで最終的な六面体メッシュを得るという処理を実現するためのアルゴリズムとして様々なものを試したところ、双対セルに対して直接Harmonic Parameterizationというアルゴリズムを適用するのが良いということを発見し、またそれを実装するにあたり、LiuらがSIGGRAPH 2018の論文の中で述べた知見が役立つことを発見した。我々が提案するアルゴリズムによって、基本的には六面体要素の裏返りが起こらないような、性質の良い六面体メッシュを生成することが可能となった。また、バウンダリサーフェス上の特徴ラインに六面体メッシュ頂点をフィットさせるという機能を、簡潔な形でアルゴリズムの中に組み込めるようになった。ここまでの研究成果を論文にまとめてEurographics 2019に投稿したところ、 特に大きな反対もなく順当に採択された。今後はユーザスタディや、双対シート作成の自動化などについて、さらに研究を続ける予定である。
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