2017 Fiscal Year Research-status Report
反応性末端を有するバイオポリエステルの微生物合成と構造制御による高性能化
Project/Area Number |
15K16147
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
百武 真奈美 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 訪問研究員 (90733957)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ポリヒドロキシアルカン酸 / バイオポリマー / PHA重合酵素 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年10月1日~平成30年3月31日まで産前産後の休暇および育児休業のため研究中断していた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は1年を通して研究中断をさせて頂いた。このため前年度と同区分を選択した。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに標識試薬DABMIが結合したと思われるサンプルの取得に成功している。 今後はこれを用いて、クロロホルムを溶離液としたクロマトグラフィーにより、PHAの分子量ごとの末端反応性を検出する。具体的には、チオール基に結合させた標識試薬(DABMI)のUV吸収を分子量ごとに調査することでPHA末端のチオール基とDABMIの結合を確認し、生合成PHAに付与した末端官能基と他分子の反応性と、PHA分子量の関係性について調査する。 その後、末端反応性が高いポリマーと他分子を結合させ、構造制御されたPHAの作成・評価を試みる予定である。
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Causes of Carryover |
(理由)平成28年10月より研究を中断したため次年度使用額が生じている。 (使用計画)研究再開後、当初の計画通り使用する予定である。
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