2019 Fiscal Year Annual Research Report
The effects of soy product intake on cognitive function based on estrogen receptor gene polymorphism
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15K16228
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
中本 真理子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (40722533)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 大豆 / イソフラボン / 認知機能 / エストロゲン受容体 / 遺伝子多型 / 中高年者 / 長期縦断疫学研究 / 栄養疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は食事を介した認知機能の低下予防を目的とし、15年以上実施されてきた地域在住中高年者を対象とした長期縦断疫学調査から、大豆製品・イソフラボン摂取と認知機能との関連について検証するものである。食事量は3日間の食事記録調査から算出し、認知機能は認知機能障害スクリーニング検査(MMSE)を用いて評価した。本年度は、予定していた縦断的解析のうち、豆類摂取量により3群に分け、エストロゲン受容体遺伝子型(ESR1およびESR2)の違いによる各摂取群の各知能得点(知識、類似、絵画完成、符号)、総知能得点、推定知能指数の経年変化について検討するために、第1次から第7次調査まで参加している対象者において、Mixed effect modelを用いて推定した。その結果、男女ともにエストロゲン受容体遺伝子型の違いに関係なく、ベースライン時における豆類摂取低群よりも高群で有意にすべての知能得点、推定知能指数は高かったが、これらの経年変化には豆類摂取量の多寡は影響しなかった。 またサブ解析として、本研究対象者のイソフラボン摂取量がどのような食品に由来しているのかを推定した。代表的なイソフラボンであるダイゼイン、ゲニステイン、グリシチンに関して、それぞれ寄与食品を算出したところ、いずれのイソフラボンに関しても、豆腐、納豆、味噌、大豆・加工品類、油揚げが上位5食品を占めており、その他の豆類や淡色野菜、緑黄色野菜類などからも摂取されていることが分かった。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Associations of dietary diversity with allergic diseases in Japanese workers: a cross-sectional study.2019
Author(s)
Nakamoto M, Omine M, Yun Y, Shuto E, Nakamoto A, Hata A, Aki N, Shikama Y, Bando Y, Ichihara T, Minamigawa T, Tamura A, Kuwamura Y, Funaki M, Sakai T.
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Journal Title
Asia Pac J Clin Nutr.
Volume: 28
Pages: 857-869
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Presentation] 徳島県勤労者における食事摂取の多様性とアレルギー性疾患との関連2020
Author(s)
中本 真理子, 大嶺 茉利子, 尹 優奈, 首藤 恵泉, 中本 晶子, 秦 明子, 安藝 菜奈子, 四釜 洋介, 坂東 由記子, 市原 多香子, 南川 貴子, 田村 綾子, 桑村 由美, 船木 真理, 酒井 徹
Organizer
第65回四国公衆衛生学会総会
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