2016 Fiscal Year Research-status Report
複雑化したサプライチェーンモデルに対する大規模データ処理技術の適用
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15K16295
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
齊藤 史哲 青山学院大学, 理工学部, 助教 (30625132)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | サプライチェーン / ブルウィップ効果 / ニューラルネットワーク / オンライン学習 / 集団学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでに,複雑なビジネスデータを対象とした学習モデルに関する基礎研究として,データ解析ツールの集団学習モデルへの拡張を中心に進めてきた.さらに,新製品市場や需要量に変化を含む環境への応用を目指して,大規模データの学習において広く利用されているオンライン学習のアルゴリズムをサプライチェーンシミュレーションに適用した.これにより,従来からなされてきたサプライチェーンの多段階モデルにおいてオンライン学習の安定的な適用を実現した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
基本的な大規模データ処理技術とシミュレーションモデルを用いた研究および,データ学習モデルの基礎研究を進めてきており,今後の内容を発展させていく予定である.
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Strategy for Future Research Activity |
前年度までの実験結果および提案を研究成果としてまとめると共に,シミュレーションの設定および学習モデルをさらに高度化してこれまでの研究を発展させることを目指している.さらに,これまでのタスクに限定せず,研究の対象範囲を広めていく予定である.
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Causes of Carryover |
学術論文の投稿が遅れたため,採録・掲載料の支払に至っていないため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学術論文誌への掲載料および,学会などへの出張のための旅費
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