2017 Fiscal Year Annual Research Report
Investigate the mechanism of obesity and lymphedema to support the patient's life
Project/Area Number |
15K16399
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Research Institution | Hokkaido Bunkyo University |
Principal Investigator |
佐藤 明紀 北海道文教大学, 人間科学部, 講師 (40585585)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | リンパ浮腫 / 肥満 / 運動 / 患者支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27,28年度の研究経過を踏まえて、平成29年度は引き続き細胞レベルでのリンパ管内皮細胞と肥満に関連する因子について研究を継続しており、特に脂肪細胞から産出される炎症性サイトカインのよる熱の発生とリンパ管内皮細胞の形態変化について研究を継続しており、今後の研究報告を行いたい。 さらに、平成29年度は健常人をコントロール群(運動非実施)と介入群(足関節の運動実施)分類し、運動前後でリンパ浮腫の流れに関連すると報告されている、血球成分とADH(バソプレッシンというホルモン)の変化量を確認し、本研究の経過では運動による特異的な変化は認められなかった。今後は条件を再検討しながら研究を継続し、健常人での特徴が確認でき次第、リンパ浮腫患者に対しても研究を継続する方針です。 生活支援へ結びつけるため、平成29年度は札幌市内で開催されいてる患者会(ベニバナの会)でリンパ浮腫と肥満との関連について、微力ながら一般市民へ報告することができた。北海道内の理学療法養成校(4校)に対し、細胞・分子レベルからリンパ浮腫の特徴を説明することができ、がん患者やリンパ浮腫患者に関わる若手育成に貢献することができた。 平成30年2月には、国内のリンパ浮腫のエビデンス構築を主目的として、日本理学療法士学会のがん理学療法部門の部員(全国で13名)に推薦され、今後はリンパ浮腫の発生メカニズムに関わる研究の中でも特に運動療法との関連について基礎研究を充実させ、患者貢献、社会貢献に結びつけていきたい。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] A critical role of lesional T follicular helper cells in the pathogenesis of IgG4-related disease2017
Author(s)
Kamekura R, Takano K, Yamamoto M, Kawata K, Shigehara K, Jitsukawa S, Nagaya T, Ito F, Sato A, Ogasawara N, Tsubomatsu C, Takahashi H, Nakase H, Himi T, Ichimiya S
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Journal Title
The Journal of Immunology
Volume: 199
Pages: 2624-2629
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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