2018 Fiscal Year Research-status Report
目標が共有されていく過程についての研究―少年サッカーチームを題材として
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15K16457
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Research Institution | Iwaki Meisei University |
Principal Investigator |
名取 洋典 いわき明星大学, 教養学部, 准教授 (80708991)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 目標の共有 / 少年サッカー / 学習意欲 / 自由記述 |
Outline of Annual Research Achievements |
チーム内で目標が共有されていく過程を明らかにするために、少年サッカーチーム1チームの協力を得て質問紙調査を実施した。 小学校5、6年生を対象とした調査においては、「チームの目標」、「将来の目標」、「サッカーについての今の目標」、「コーチや監督から言われて覚えている言葉」という質問に対する回答を自由記述で求めた。加えて、サッカーにおける学習意欲について尋ねる28項目(5段階評定)についての回答も求めた。 2018年11月、2018年12月、2019年2月に行った調査からは、大会までの時期によって、記述される「チームの目標」が異なることが示唆された。また、出場機会の違いによって学習意欲に違いがみられること、コーチから言われて覚えている言葉の質が異なることが示唆された。 また、調査間隔の短さにより、不誠実な回答が増えた可能性も考えられたため、1つのチームでみられた結果が他のチームでもみられるのか検証するために、調査間隔、期間を考慮しながら新たに調査を行うこととした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
負担の少ない形での調査の実施方法の検討に計画より時間がかかり、関係機関への依頼時期が遅れてしまったため、調査時期が遅くなってしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
調査協力チームを増やし、2019年4月から2020年2月まで、2月に1回、調査を行う。
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Causes of Carryover |
調査実施が計画よりも遅れたため。 次年度に、調査を実施する。
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