2016 Fiscal Year Research-status Report
動脈硬化度を低下させる食事改善法の検討:ペントラキシン3に着目して
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15K16519
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Research Institution | Ryutsu Keizai University |
Principal Investigator |
膳法 亜沙子 流通経済大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50734141)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 横断研究 / PTX3 / 動脈硬化度 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究実績は、産前産後の休暇又は育児休業取得に伴う科学研究費助成事業補助事業期間延長承認申請書(様式F-13-2)に記載した通りである。詳細は、下記の通りである。 本研究は、生活習慣改善による動脈硬化度の低下を鋭敏に反映する指標としてPTX3に着目し、食習慣がPTX3に与える影響について明らかにすることを目的としている。この目的を達成するために2つの研究実施計画を予定した。すなわち、食習慣が血中PTX3濃度に与える影響を明らかにするために①日常的な食生活における栄養素と血中PTX3濃度の関連性について横断的に検討し、②食習慣の改善が血中PTX3濃度に与える影響について介入研究により縦断的に明らかにするための2つの研究実施計画である。 設定した研究計画のうち平成28年9月までに課題①ついて400名以上を対象として食事調査を行うとともにPTX3濃度を解析し、動脈硬化度を測定した。さらに採取した血液サンプルを用いてPTX3濃度の分析も完了した。また、課題②についても少人数ではあるが、成人肥満男性を対象とした食習慣改善が血中PTX3濃度に与える影響について検討するための予備的な介入研究を実施した。 今後の研究の展開としては、平成29年度および平成30年度において課題①の横断研究データの解析まとめおよび課題②の介入研究に取り組む予定である。なお、まとめたデータは、随時、関連学会大会や原著論文に公表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成28年9月18日より平成29年4月30日まで産休育休を取得していたため、予定している計画より遅れている。ただし、産前産後の休暇又は育児休業取得に伴う科学研究費助成事業補助事業期間延長承認(様式F-13-2にて書面を提出済み)を受けたことにより、補助事業期間内において申請時に予定していた研究計画は遂行可能である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究推進方策は、産前産後の休暇又は育児休業取得に伴う科学研究費助成事業補助事業期間延長承認申請書(様式F-13-2)に記載した通りの計画を予定している。なお、詳細は、下記の通りである。 平成29年度は、課題①の横断研究データの解析まとめおよび課題②の介入研究に取り組む予定である。横断研究は、すでに今年度までに測定を完了した血中PTX3濃度と食事調査の分析結果および身体的特性データ、動脈硬化度をふまえてデータをまとめる予定である。なお、まとめたデータは、随時、関連学会大会や原著論文に公表する予定である。 介入研究は、これまでに申請者が行ってきた方法を用いて肥満者における減量を目標とした12週間の食事改善指導(Miyaki et al. Angiology 2009; Miyaki et al. Artery Res 2012)を行う予定である。平成30年度は、課題②の介入研究を引き続き行う予定である。前年度に行う予定である肥満者における減量を目標とした12週間の食事改善指導前後における測定データ(血中PTX3濃度、食事調査、動脈硬化度など)を解析する予定である。なお、まとめたデータは、随時、関連学会大会や原著論文に公表する予定である。
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Causes of Carryover |
平成28年9月18日より平成29年4月30日まで産休育休を取得していたため、平成28年度に使用を予定していた残額は、平成29年度に使用する予定である。なお、平成29年度に使用を予定していた使用額は、翌年の平成30年度に使用する予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成29年度は、主に横断研究データの解析まとめおよび課題②の介入研究に取り組む予定である。横断研究は、すでに測定を完了した血中PTX3濃度と食事調査の分析結果および身体的特性データ、動脈硬化度をふまえてデータをまとめる予定である。これらのデータ解析に必要な物品費の購入や分析を委託する人件費・謝金での支出の他、論文執筆の際に必要な論文投稿関連費用の支出を予定している。なお、平成30年度に予定している介入研究を前倒しで開始することが可能であれば、食事改善介入を行うための物品費の購入や採血および分析を委託する人件費・謝金での支出もある可能性がある。
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Research Products
(8 results)