2017 Fiscal Year Annual Research Report
Religion and Ethics in Early Modern and Modern South Asia: From the Perspective of Gaudiya Vaisnavism
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15K16726
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
置田 清和 上智大学, 国際教養学部, 助教 (70708627)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ヒンドゥー教 / サンスクリット古典文学 / ヴィシュヌ教 / インド思想史 / インド古典文学 / 文献学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1、オックスフォード大学トリニティ・カレッジにおいて、Rembert Lutjeharm博士(オックスフォード大学ヒンドゥー教研究所)と共にThe Building of Vrndavana(https://buildingvrndavana.wordpress.com/)と題した国際ワークショップを開催した(2017年9月2-3日)。米国、英国、フィンランド、インドから計10人の研究者を招待し発表を行ってもらい、これによってガウディーヤ派初期の発展の経緯について理解を深めることができた。 2、ガウディーヤ派初期を代表する思想家ルーパとジーヴァ(16世紀)、そして中期を代表するヴィシュヴァナータ(17世紀末・18世紀初頭)の著作に焦点をあて、それぞれの思想家がクリシュナ神と牧女達の関係についてどのような見解を持っていたのかを分析し、上述のワークショップにおいて発表した。 3、スカイプを通して週に一度S. Bhuvaneshwari博士(マドラス大学)とともに講読会を開催(2017年4月-2018年3月)。マドゥスーダナ・サラスヴァティー(16世紀)の『バーガヴァタ・プラーナ』1巻1章1-2節に対する注釈書の英訳を完了。 4、小倉智史博士(東京外国語大学アジア・アフリカ)の協力を得て、1980年代に米国スミソニアン博物館がMatsya Projectという企画のもとマイクロフィルム化したヴィシュヌ教関連著作の写本・刊本(計1679本)の一部をマイクロフィルムからデジタル化した。デジタル化した写本・刊本のデータは小倉博士によって以下のサイトで公開されている:http://www.aa.tufs.ac.jp/~ogura/project/matsya/index.html。
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Research Products
(13 results)