2017 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of combustion-diagnosis technique for turbulent premixed flame by chemiluminescence spectroscopy
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15K17988
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| Research Institution | Kobe City College of Technology |
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Principal Investigator |
橋本 英樹 神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80383488)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 燃焼 / 化学発光 / 乱流予混合火炎 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では，乱流予混合火炎におけるOH, CH, C2などの中間生成物からの化学発光を計測し，局所的な火炎温度や燃料と酸化剤の混合比等を計測する手法の確立を目的とする．平成29年度は，乱流予混合火炎における局所的な火炎温度の計測手法の確立を行った．
乱流予混合火炎では，混合気中の乱れによるひずみにより局所的な火炎温度が変化する。さらに，曲率を有する火炎が様々な速度で計測点を移動する．そこで，平成27，28年度において，層流予混合火炎を対象に，これらの影響に対する化学発光の特性を詳しく調査した。その結果，各化学種の発光強度の比、具体的には，OH/CH, C2(1,0)/C2(0,0)は，当量比や火炎温度、さらにこれらとひずみ率の関係が明らかとなった。また、化学発光強度比は計測点を通過する火炎の速度や曲率には依存しないことなどが明らかとなった．そこで，29年度は，乱流予混合火炎を対象とした化学発光計測を行い，これまでに得られた層流予混合火炎の結果と比較することで，層流予混合火炎から得られた知見が乱流予混合火炎の計測に適用できるか調査した．その結果，乱流予混合火炎において計測されたOH/CH, C2(1,0)/C2(0,0)は，計測点を通過する局所的な火炎の状態，すなわち火炎伸張による温度変化や濃度変化に依存して変動するものの，その最頻値は層流予混合火炎のものと一致することなどを明らかにした．このように，層流予混合火炎から得られた知見に基づいて，乱流予混合火炎における局所的な火炎温度の計測手法の確立を行った．
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Research Products
(3 results)
