2016 Fiscal Year Annual Research Report
Heteromeric CALHM1/3 in neurotransmission of taste cells
Project/Area Number |
15K18974
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
加塩 麻紀子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20631394)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 味覚 / ATP / イオンチャネル |
Outline of Annual Research Achievements |
味細胞へのIn vivoでの遺伝子導入は非常に困難であり、これまで効果的な手法は報告されていなかった。 研究代表者グループと生理学研究所との共同研究により、リコンビナントアデノウイルス数種を用いたマウス茸状乳頭味細胞へのIn vivo遺伝子導入を試みた。その結果、アデノウイルスのセロタイプのうち、AAV-DJにおいて最も効果的な遺伝子導入が可能であることが明らかとなった。また、味細胞のうちI型~III型の細胞種すべてに遺伝子導入が確認されたことから、これらの細胞腫のすべてに本手法が適用可能であることが証明された。 論文および学会において本研究成果の発表を行ったところ、味覚研究者からの大いなる反響があったことから、当研究成果が味覚研究に多大な進歩をもたらすものと期待できる。
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