2015 Fiscal Year Research-status Report
MR-proADMによる生活習慣病を主因とする慢性臓器障害の検出
Project/Area Number |
15K19185
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
小山 晃英 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40711362)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | MR-proADM |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本多施設共同コホート研究であるJ-MICC STUDYの一部であると共に、独自の測定項目も加えた、生活習慣病、及び、心血管代謝関連疾患に関するコホート研究である。平成20年度より前向き調査として継続追跡しているコホート集団を対象として、MR-proADMと生活習慣病を主因とする慢性臓器障害との相関の有無を横断的および縦断的に解析し、新規血中バイオマーカーとしてMR-proADMの有用性を検討する。 2015年度には、5年前にベースライン調査を実施した344名の二次調査を実施した。測定する検体の数と解析に用いるデータは、順調に集められている。血液検体は、これまでの検診で採取して-80℃で凍結保存してある。MR-proADMなどの検体測定については、2016年4月より、測定が始められる予定である。また、2016年度は、約1500人の二次調査を実施予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2015年度では、5年前にベースライン調査を実施した344名の二次調査を実施した。測定する検体の数は、順調に集められている。MR-proADMなどの検体測定については、2016年4月より、測定が始められる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年度は、約1500人の二次調査を実施予定である。二次調査参加者の検体を集めつつ、すでに-80度で凍結保存している検体からMR-proADMなどの血液項目の測定を行い、解析を始める。
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Causes of Carryover |
初年度である2015年度は、コホート研究の実地調査を行い、MR-proADMを測定する検体とデータの採取が活動の中心であった。そのため、検体測定が2016年度に行うこととなったため、次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
コホート研究参加者の追跡調査と、MR-proADMなどの血液測定に用いる。
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Research Products
(2 results)