2015 Fiscal Year Research-status Report
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15K19436
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
石井 秀宣 久留米大学, 医学部, 助教 (60441648)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 非小細胞肺癌 / TOPK / EGFR |
Outline of Annual Research Achievements |
1.非小細胞肺癌細胞株における、EGFR遺伝子変異とTOPK(T-LAK cell-originated protein kinase)発現の関連の検討 非小細胞肺癌細胞株(PC9,HCC827,11-18,1975,A549,LK87,1-87,LC-1,1993,EBC1,Calu1,HARA,QG56,PC1,PC10,H2228,H3122,H28,H2452,H226,H520,LK2)におけるTOPK、P-TOPKの発現を、ウェスタンブロット法で解析を行った。今後は、これらの細胞株の中からTOPKの発現の強い細胞株を用いて、TOPKの発現をCRISPR/CAS9システムでknock downし、survival signal(Akt、Erk、mTOR、S6)の変化を解析する予定である。 2.肺癌患者組織検体におけるTOPK発現と、EGFR変異を含む臨床病理学的特徴および予後との関連の検討 非小細胞肺癌患者の手術検体、265例について臨床情報、病理学的所見を収集した。現在、これらの組織検体から4μm厚の未染スライドを作成中である。これらのスライドを用いてTOPKの免疫染色を行い、TOPKの発現と、EGFR遺伝子変異や臨床病理学的特徴、および予後との関連について解析する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
免疫染色のための抗体の入手に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
平成27年度に得られた結果をもとに、計画に従って研究を推進していく。
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Causes of Carryover |
若干の進捗状況の遅れにより、平成27年度に購入予定であった試薬・抗体の購入を延期したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
進捗状況に従い、平成28年度に試薬・抗体を購入し、実験を遂行する。
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