2015 Fiscal Year Research-status Report
機能画像を用いた子宮頚癌に対する画像誘導小線源治療法の開発
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15K19800
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
渥美 和重 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (70625805)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 子宮頸癌 / PET-MRI / 小線源治療 / 画像誘導小線源治療 / IGBT / RALS |
Outline of Annual Research Achievements |
子宮頚癌患者に対し、放射線治療(外部照射+小線源治療、必要な場合は化学療法の併用)を、原則として、子宮頚癌治療ガイドライン(参考文献1)に基づいた線量、スケジュールにて行った(外部照射20-50Gy+小線源治療18-24Gy/3-4回)。小線源治療は、治療前にアプリケーター挿入下での治療計画CTに基づいて治療計画を行う画像誘導小線源治療にて行った。PETおよびMRI画像も参考に、腫瘍の部位、進展範囲などを把握し、contouringを行い、GTVおよびhigh-risk CTVなどを決定した。GEC-ESTROの提言に基づき、high-risk CTVなどを定義し、DVH評価を行い線量投与を行って治療を施行した。
小線源治療は、通常はタンデムとオボイドの組み合わせた腔内照射で行うが、腫瘍がbulkyで進展範囲も広く、腔内照射だけでは十分な線量投与が困難と思われる場合には、腔内照射と不足分を組織内照射用のニードル針の追加による組織内照射にて補うハイブリッド小線源治療にて行った。これらの治療計画にも基づいて、RALS(=Remote after loading system)を用いた高線量率小線源治療にて行った。
治療後は、局所制御などの治療効果判定、予後などを評価するため経過観察を行っている
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
治療前にPET-CT、MRIを施行できた患者の集積はまずまずであるが、PET-MRIを施行できた患者の集積が思ったように進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
症例登録と経過観察を継続し、引き続き治療効果、予後の評価を行う。特にPET-MRIの撮像症例の増加に励む。MRIやPETの情報が得られる腫瘍のパラメーター、投与線量や局所制御率などとの関連を検討を行う。
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Causes of Carryover |
データの解析などのデータ処理を行うためのコンピュータなどの必要物品が未購入である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
データの解析などのデータ処理を行うためのコンピュータなどの必要物品を購入予定である。
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