2017 Fiscal Year Annual Research Report
Negative balanced isolated pelvic perfusion under realtime anticancer drug control
Project/Area Number |
15K19821
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
小野澤 志郎 帝京大学, 医学部, 講師 (10544398)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | IVR |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は引き続き即時的プラチナ濃度計測法確立のため、企業との打ち合わせや識者との会合を重ね、さらに異動先の帝京大学において動物実験を行う方針であった。しかしながら、予算および動物実験のための倫理員会書類作成、許可など多くの事務作業が生じてしまったため、当初の計画通りの実験を遂行することができなかった。 平成27年度から28年度にかけての実験計画の遅延と施設の移動が大きく関与する形となったと考えられた。このため、研究予算の有効活用と今後の検討を計画するため、国内外の専門家や企業との会合を行うことを平成29年度の主方針とした。一昨年時点で閉鎖循環下骨盤内抗がん剤灌流療法が先進医療Bとして認可され、それに伴い臨床試験でのプロトコルが確立し、閉鎖循環に用いる抗がん剤の剤型が液剤から粉末に変更となった。粉末製材では今までの液体製剤より高濃度のプラチナを目的部位に灌流することが可能となるため、本研究におけるリアルタイム抗がん剤濃度コントロール法の有用性はより高まったと考えられた。灌流時間や透析時間の検討にも即時的プラチナ濃度計測は重要な課題であるため、引き続き研究計画をブラッシュアップする必要があると考えられた。一方で粉末製剤は液体製剤に比較して高価であるため、実験予算の分配が重要であることが再認識された。 以上から平成29年度は施設面および予算面から主に企業との打ち合わせと国内外の専門家との打ち合わせ、会合を行うにとどまった。現時点で即時的プラチナ濃度計測法の確立に至ることはできなかった。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] ACTH stimulation test and computed tomography are useful for differentiating the subtype of primary aldosteronism.2017
Author(s)
Moriya A, Yamamoto M, Kobayashi S, Nagamine T, Takeichi-Hattori N, Nagao M, Harada T, Tanimura-Inagaki K, Onozawa S, Murata S, Tamura H, Fukuda I, Oikawa S, Sugihara H
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Journal Title
Endocr J.
Volume: 64
Pages: 65-73
DOI
Peer Reviewed
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